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プレゼンテーションの達人になろう
~その2~
ここにひとつ、アピールしたい商品があるとします。まず考えなければならないのは、どこで、どんな環境で、どんな人に伝えるのか、ということです。これは、プレゼンテーション用のパワーポイントや、スライドのために文章を書いたり、また画面の横に立ってどこを説明して、どこで盛り上げる、というような話し方や演出を考えるよりも優先すべきことです。
例えば、大きなホールに展示会ブースを設営し、少人数を対象とした立ち見のプレゼンテーションを行なうとしましょう。その時社内で使っているポータブルタイプのプロジェクターは使用できるのでしょうか? また、放映する映像にしても文字ばかりのパワーポイントスライドが本当に適しているのでしょうか?
そういう状況なら、きっと周りの照明は社内の会議室よりも明るいでしょうから、プロジェクターでははっきりと映りません。また、展示ブースのスペースは限られているので、投映距離が必要なプロジェクターは不向きです。そう考えれば、やはり42インチあるいは50インチのプラズマディスプレイが最適でしょう。
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また、放映する映像も問題です。ざわざわした会場で、立ち見のお客様に文字ばかりのパワーポイントスライドを見せて説明を聞かせるのは少し無理があると思います。例えば、アピールする品物が機械であれば、デジタルカメラで、その機械についている装置やボタン、メーターなどを拡大撮影してそのまま大画面にディスプレイするだけでとても効果的です。機械のカバーをはずして中が動いている様子を拡大映像で見せるのも良いでしょう。会場では動かすことが不可能な品物なら、それを動かした記録映像をDVDやビデオを使って大画面で流し続けるだけで、プレゼンテーションとしては充分なのです。目で見てわかるリアルな感覚をストレートにアピールしたほうが見ている側もはるかに興味を持ちます。
そう、画面の横に人が立って、スマートに格好良く語るだけがプレゼンではありません。むしろそうしたスタイルでのプレゼンテーションが必須な場合の方がまれです。映像は、何かを放映するだけで自然とメッセージ性を持ちます。たとえ映像がなくても文字やイラストを適度に切り替えて見せてあげるだけでほとんどの場合は充分なのです。
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